2016.3.15
こんにちは、野田です。
「PMへの道」と銘打って、勝手に会社のブログで連載を始めることにしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
そもそもプロジェクトマネジメント(以下PM)とは何でしょう?
『Webプロジェクトマネジメント標準』(林千晶・高橋宏祐 共著)によると、
PMとは、「プロジェクトを確実に成功させるための道筋づくり」。
なのでプロジェクトマネージャーとは
プロジェクトをしっかり進行管理して、ちゃんとゴールまで持っていく人
と言えます。
私が初めてPMを意識したのはiroiro schoolで開催された
「プロジェクトデザイン講座」に参加したときのことです。
講師のロフトワーク・川上さんと国広さんから、
プロジェクトの能動的な描き方・育て方を教わりました。
ワークショップを通じ、実際に新しいサービスを考えながら、
ロフトワークさんはこんなふうに「プロジェクトデザイン」するのか
と、目から鱗がぼろぼろ状態でした。
私は翠灯舎でディレクター兼ライターというポジションにいるのですが、
私が入社する前、翠灯舎にはディレクターがいませんでした。
デザイナーやコーダーが自らディレクションをするという状態。
そこにぽっと出てきたディレクター・野田。しかも前職は営業。
「そもそもこの会社にディレクターって必要なの?」
というところから私の仕事はスタートしました。
目に見える・手にとれる「もの」を作るわけではない「ディレクション」というお仕事。
ディレクターは一体何で対価をもらっているのだろう?
私がここでできることって何だろう?
実際にディレクターに相談してみたり、本を読んでみたり、
勉強会に出てみたりしながら、模索する毎日なのでした。
そんな中「プロジェクトデザイン」講座を受けて、「これだ!」と瞳孔が開きました。
私のやりたいことはこれやな!と。
プロジェクトを良い形にする。それに関わる人みんないい気持ちにする。
そういうことができるようになりたいなと思いました。
そこでやっと「PM」というものを知り、深く学んでいくことを決意。
それで今回、昨年11月にロフトワークさんがスタートした、
Webプロジェクトマネジメント標準「OPEN “VERSION UP” PROJECT」に、
田中と参加することにしたのでした。
このプロジェクトは、
「それぞれの現場で試行錯誤する中で、
PM(プロジェクトマネジメント/プロジェクトマネージャー)の
重要性に共感するみなさんと議論し、知識を結集して、
より実践的な『Webプロジェクトマネジメント標準』の
「次期バージョン」を生み出すためのプロジェクト」。
ひらたく言うと、PMって大事だよね!という人同士で集まって、
「PMをもっと良いものにしていこうぜ!」というプロジェクトかと思います。
今年の1月にはMTRL KYOTOにて、本プロジェクト関西圏参加者の顔合わせがありました。
ロフトワークさんのサイトでは、そのキックオフレポートもあげられています。
関西チームの様子も動画であげられていますが、
最後らへんで身振り手振り楽しげに話してるのが私です。
今後関西圏チームでは、京都・大阪を中心に体験共有会や意見交換を行っていく予定。
そこで得たものをこの【PMへの道】でアウトプットできたらと思います。
まったくのPM初心者ではありますが、楽しく果敢に取り組んでいきたいと思います。
ご興味ある方はぜひ。
がんばります。
えいえいおー!
野田
2016.3.8
株式会社おいかぜさんとの合同主催のUX勉強会、
UX中級編ワークショップ「構造化シナリオ法・プロトタイピングを活用したサービス開発」。
去る3/5(土)に、その第1回目が開催されました。
会場はMTRL KYOTOさん。
前編のみ1階を使わせていただくのですが、広々としてとても良い雰囲気。
窓から見える庭の景色も素敵です。
そもそも翠灯舎メンバーがUXを学び始めたのはおよそ2年前。
そのときは田中と野田でセミナーに参加していたのですが、
「UXっておもしろいなー」「もっと勉強する必要があるなー」と盛り上がり、
講義をしてくださった浅野先生と偶然帰りのエレベーターで一緒になって
そのまま3人で飲みに行って白木屋で大いに飲んだくれたという経緯があります。
(この経緯はいるのだろうか)
UXとは、ユーザーにとっての「より良い体験」を模索する手法です。
「100%の人に10%の満足を与える」のではなく、「10%の人に100%の満足を与える」。
マーケティングの考え方とは異なり、数ではなく質、点ではなく文脈に寄り添うUXは、
今後私たちが属する業種だけではなく、あらゆる「仕事」に必要不可欠なものだと思います。
初級編は学んだことがあるけれど、さらにその上の実践法を学びたいと考え、
今回自分たちでワークショップを主催することにいたしました。
というわけで、中級編・1日目テーマは「構造化シナリオ法」。
今回の課題は「京都を訪れる外国のお客様の、新しい旅を実現・支援するサービス」を考えること。
5つのチームそれぞれに、先生からペルソナが渡されます。
まずはポストイットにアイデアを書きなぐるところから。
広げまくったアイデアを、みんなであれこれディスカッションしながら
バリューシナリオ、アクティビティシナリオ、インタラクションシナリオに集約していきます。
途中、浅野先生がおっしゃったのは「それがちゃんとビジネスになるのか?」ということ。
「ばーん!どうだ、おもしろいでしょ!」と一発屋で終わってしまう自己満足のサービスではなく、
きちんと長期的に人の役に立つビジネスを生み出しましょうということでした。
浅野先生いわく、「ビジネスモデル」について学ぶには、
『Business Model Generation』という書籍がとても良いとのことです。
というか、読んでないのはヤバいとのこと。
私はヤバいので読もうと思います。
実に合計5時間。
最初から最後まで集中が切れることなく、とにかく頭と手と口を動かし続けました。
講義のあとはデリバリーピザとドリンクで懇親会。
頭を働かせた後だからかお腹がぺこぺこで、ピザがすごくおいしかったです。
皆さんも交流がはかれたようで何よりでした!
次回は4/3(土)、中編「ペーパープロトタイピング」。
他のチームはどんなサービスを考えているのでしょうか?
果たしてどんなサービスがここから生まれるのでしょうか?
これからがとても楽しみです。
皆様、どうもありがとうございました。
あと2日間、どうぞよろしくお願いいたします!
野田
2016.2.29
2/26(金)に開催いたしましたオープンオフィス&パーティ。
1週間前に「そうだ、パーティやろう」と思いつくという大変タイトなスケジュールで、
告知もギリギリになってしまったにも関わらず、いろいろなお客様にお越しいただきました。
誰も来てくれなかったらどうしよう…とスタッフ一同不安を抱えていたので、
ドアが開くたび大変嬉しかったです。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました!
今回はDesign Week Kyoto ゐゑ 2016に出展企業として参加したということで、
DWKのWEBサイトをご覧になって初めて翠灯舎のことをお知りになったと
いう方も5名いらっしゃいました。
通常なかなか繋がる機会のない方ともこうしてお会いできるのが、まさにDWKの醍醐味。
また、お子様も3名参加し、幅広い年齢層での交流会となりました。
当日はくら寿司でお寿司を180貫注文しました。
全部食べきれるのかと不安でしたが余裕でなくなりました。
想像以上にお寿司大人気!
問答無用でテンションが上がるパーティのマストアイテムですね。
お寿司の実力は底知れない。
「ライブコーディングをする」と息巻いていた専務の佐野ですが、
結局準備が間に合わずお仕事紹介に急遽変更。
DWKのWEBサイト構築などを中心に、concrete5案件をご紹介しました。
途中いろいろな質問が出て、改めてconcrete5の注目度の高さが感じられました。
そして佐野は緊張して結局お寿司を食べることができませんでした。
あと写真にイチゴを食べている座敷童みたいなのがいますが、これはうちの息子です。
途中、参加者の皆様に無茶ぶりをして自己紹介タイムを始めさせていただきましたが、
新たな交流が生まれたようで私たちも嬉しかったです。
お久しぶりの方、初めましての方、いろいろな方に来ていただき、
大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
今後もこのような機会を作って、交流をしたり情報をシェアしたりしていきたいな
と思っております。
皆様、ありがとうございました!
野田
2016.2.22
こんにちは、野田です。
京都では2/21(日)からDesign Week Kyoto ゐゑ 2016というイベントが始まっています。
普段入れない、京都市内の様々な工房・スタジオ・オフィス・アトリエなどが
一斉に開放されるイベント・DWK。
こちらに翠灯舎もオープンハウスとして出展いたします。
出展内容は、オープンオフィス&パーティ。
翠灯舎を大開放し、楽しいパーティをいたします。
お酒を飲んでご飯を食べながら、話をしたり交流したり、
そのかたわらで弊社の専務がconcrete5を使ったライブコーディングをしたり。
そんな、家飲みに限りなく近いパーティです。
もちろんライブコーディングは無視してOK!
ウェブのこと、デザインのこと、編集のこと、
その他恋の話や人生の悩みなどなど、何でもお話しましょう。
どなたでも大歓迎です。
ご飯はお寿司を用意しようかなあとぼんやり思っています。
お寿司はおいしいですものね。
詳しくはぜひこちらをご覧ください!
【翠灯舎オープンオフィス&パーティ】
日時:2016/02/26(金)19:00-21:00
場所:翠灯舎オフィス
〒604-8226
京都市中京区西錦小路町263 NAUTICA BLDG.C102
地図:https://goo.gl/maps/gwrpJ
アクセス:阪急「烏丸」駅・市営地下鉄「四条」駅より徒歩7分。市バス「四条西洞院」より徒歩5分。
TEL:075-744-6581
入場料:無料!軽食付(多分お寿司)。ドリンクは社内で販売しております。
持ち込みもOKです!
参加申込:不要ですが、一言いただけるとスタッフが喜びます。出入り自由です。
▼Facebookのイベントページで参加のご表明いただけると嬉しいです。
https://www.facebook.com/events/493357807536527/
※画像はパーティに対する何となくのイメージです。
皆様のお越しをお待ちしております。
お仕事帰りにぜひお越しくださいませ。
野田
2016.2.5
こんにちは、野田です。
翠灯舎では2年ほど前からUXの勉強をしております。
気持ちよく使える、何度も使いたくなる、
そういった「ユーザーの体験」を追求するUXの思考プロセスは、
これまでのマーケティング手法とはまったく異なるアプローチ。
より良いものが作れるよう、一生懸命勉強している最中でございます。
そこでこのたび、自らUX勉強会を企画いたしました。
いつもお仕事でご一緒させていただいているおいかぜさんと共催で、
UX中級編のワークショップを開催いたします!
UXの基礎知識を活用して、実際にサービスを開発するという、
実践的な内容となっております。
会場は協賛のMTRL KYOTOさんの2階。
昨年オープンしたばかりのオープン型クリエイティブラウンジは、
二階が畳のある和室になっていてとっても素敵な空間です。
ちゃぶ台を囲んでわいわい一緒に勉強しましょう!
なかなか中級編のワークショップは見かけないので、
「UXの知識をさらに深めたい」「UX手法をサービス開発に活かしたい」
という方は、この機会に是非是非ご参加ください!
以下、詳細です。
————————————————————————————–
【UX中級編ワークショップ】
構造化シナリオ法・プロトタイピングを活用したサービス開発(全3回)
●概要
UX(User Experience)やHCD(Human Centered Design)は、いまや様々な業種のサービス提供者にとって重要な意味を持つキーワードとなってきています。人が使うものを人が使いやすいように適切にデザインすること。そのための思考プロセスをHCDと呼びます。
今回はその中級編として、UXの手法を用いたサービス開発編のワークショップを開催します(全3回)。
構造化シナリオ法からペーパープロトタイピング、WEBサービス「Prott」を用いた体験プロトタイピングまで一貫して行うことで、UX手法を活用したサービス開発を実践的に学べるワークショップです。
講師には情報デザインを専門分野とされている浅野先生をお招きし、グループワークを中心にワークショップを行う予定です。
本ワークショップは中級編ですので、UXの基礎知識をお持ちの方、UXの初級編以上のワークショップ・セミナー等に参加経験のある方を対象としております。
「UXの知識をさらに深めたい」「UX手法をサービスの開発に活かしたい」という方は、ぜひご参加ください!
講師:浅野 智氏(経験デザイン研究所・HCD-Net理事)
対象:
・UXの基礎知識をお持ちの方
・これまでにUXの初級編以上のワークショップ・セミナー等に参加経験のある方
●詳細情報
【スケジュール】
3/5(土)13:00-18:00 前編「構造化シナリオ法」
4/2(土)13:00-18:00 中編「ペーパープロトタイピング」
4/23(土)10:00-18:00 後編「体験プロトタイピング(Prottを活用)」
※全3回でひと続きのワークショップ内容ですので、なるべく全日程でのご参加をお願いいたします。
※内容は多少変更される場合があります。
【参加費】
3日間通しチケット ¥18,000
※Peatixを通じて事前にお支払いください。
http://uxkyoto2016prott.peatix.com
※表示価格は税込です。
【定員】
35名。
お早めにお申し込みください。
【会場】
MTRL KYOTO 2F
住所:〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
TEL:075-708-2015
MAP:https://goo.gl/maps/9YdsVHrpxKC2
MTRL KYOTO WEBサイト:https://mtrl.net/kyoto/
【持ち物】
必須:筆記用具、名刺、スマートフォン。
あると便利なもの:PC。
【懇親会】
ワークショップ後に同会場にて懇親会を行います。
受付の際に参加/不参加の旨お聞かせください。
参加費:¥1,500(ドリンク+軽食付)
※別途キャッシュオンで1階にてドリンクをご注文いただくこともできます。
【講師紹介】
浅野 智 Asano Satoshi
専門分野: 情報デザイン・UX・HCD・ サービスデザイン
所属:
- 日本デザイン学会(情報デザイン部会)
- ヒューマンインターフェース学会
- 認定人間中心設計専門家(第一水準)
- 情報デザインフォーラム 主催
- NPO法人 人間中心設計推進機構 理事
- 産業技術大学院大学 非常勤講師
【主催】
UX KYOTO
【協賛】
MTRL KYOTO
【注意事項と参加のヒント】
・満席によりキャンセル待ちをご希望の方は運営委員会までEメールにてご連絡ください。席に余裕ができた場合、順番にご案内差し上げます。
・お申込後はキャンセルによる返金はできません。
・講義およびワークショップの様子を撮影し、WEBサイトや印刷物など、UX KYOTOの運営に関わるメディアに掲載する場合があります。予めご了承ください。
・Twitterのハッシュタグは「#uxkyoto」です。ご活用ください。
・領収書についてはこちらをご参考ください。
▼Peatixヘルプセンター「領収書は発行してもらえますか?」
http://goo.gl/Lxg5rH
●運営組織
UX KYOTO実行委員会
UX KYOTOは京都を中心にその周辺の地域も含め、UX/HCDを学ぶゆるやかなコミュニティとして2012年に誕生しました。現在は不定期でUX/HCDの理解を深めるための勉強会(主にワークショップ)を開催しています。その他、Facebookを主なコミュニケーションの場として参加者同士の交流を図っています。
WEBサイト:http://uxkyoto.hatenablog.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/uxkyoto/
Twitter: http://www.twitter.com/uxkyoto
メール:uxkyoto@gmail.com
【実行委員所属企業】
株式会社おいかぜ http://www.oikaze.jp/
株式会社翠灯舎 http://suitosha.co.jp/