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News|新着情報

第6期目がスタートしました!

2016.6.1

フリー玄米

本日から弊社は第6期に突入いたします。
たくさんの方々に支えられ、なんとかここまでたどり着きました。
誠にありがとうございました。

今期は来期にステップアップできるよう準備する期間としてやっていく所存です。
自社WEBサイトのリニューアルや、実績紹介の充実、新しい会社案内の作成など、なんで今までちゃんとやってなかったの?的なことをちゃんとやろうと思っておりますので、引き続きあたたかく見守っていただけると幸いです。

まだまだ未熟な私たちですがこれまで以上に頑張っていきますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 田中郁后

※写真は、新しく導入したフリーライスからの進化型「フリー玄米」です。健康を意識して変えてみました。うまく炊くのが難しいです。

【イベント参加レポ】出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の「考え方の考え方」

2016.5.17

5/12(木)にMTRL KYOTOで開催された、
「出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の『考え方の考え方』」に参加しました。

講師は、株式会社777interactive代表取締役の、福田敏也さん。
博報堂 Creative x Technology Center センター長、
大阪芸術大学 デザイン学科教授、
FabCafe 創設メンバー /YouFab Global Creative Award チェアマンも務めていらっしゃる方です。

80年代に広告業界に入られてから、広告プランニング&ディレクションに従事。
アナログ、デジタルと、媒体を超えたコミュニケーション設計のプロとして、
これまでに本当に様々な活躍をされています。
2009年、ルパンが渋谷のモアイ像を盗むというプロモーションが大きな話題になった、
LUPIN STEAL JAPAN PROJECT」も福田さんのお仕事のひとつです。

そんな「企画のプロ」である福田さんによる、
「企画仕事の『考え方の考え方』」についてのトークイベントに、
わたくし野田が行ってまいりました。

それがもう、ものすごくおもしろくて…。
今回は、野田が学んだことをこちらにまとめたいと思います。

そもそも、思考の態度には2種類ある。

そもそも思考パターンには「固定型」と「成長型」の2種類があるらしい、
と福田さんはお話されていました。

「固定する思考」は、
かしこく見られたい”という気持ちから生まれます。
自分が成功し「凄い!」とか「偉い!」とか褒められることにこだわるので、
失敗や批判を恐れ、結果、チャレンジを避けてこれまでの“鉄板ネタ”に固執するようになります。
常に自分は評価対象にあると思い込んでおり、また、人の成功を見るのが嫌なタイプです。
わかります。ねたましいですもんね。

逆に「成長する思考」は、
かしこくなりたい”という気持ちから生まれます。
もっと学びたい、変わりたいという気持ちが強いので、基本的にチャレンジを好みます。
批判、失敗から学び、他人の成功からも貪欲に学びます。

どっちが良い企画を生み出すかは、言わずもがな。

企画マンは、時代を漂う存在である。

めまぐるしく変化する現代において、企画する人自身もどんどん変化が求められます。
いろんな方法に出会い、試し、犯され、変化し続けること。
そうすることで、いくつになっても人は成長できると、福田さんは信じているそうです。
「凄い人は、最初から凄いんじゃなくて、見えないところでいっぱい足かきしている」
恥をかいてもいい、学べるのであれば」という言葉が印象的でした。

それから、脳のクセにも2種類ある。

「ロジック派」と「エモーション派」です。
論理的分析・設計が得意なのか、それとも感覚的ジャンプ・ひらめきが得意なのか。
その自己内バランスを常に意識し、自分の脳のクセを認識することが大事ということでした。
私はどちらかと言うとエモーショナルなひらめき派…というか、
ロジック的な考え方が苦手なので、ひらめきばかりに甘んじるのではなく、
ロジック的な考え方も意識するよう心がけようと思います。

「良い企画」の基準って何だろう?

「新しい」ものは、昨日までのいろいろと比べられて初めて「新しい」と言われます。
つまり、「新しい」とか「斬新」とかは、常に相対的でものさしが必要なものです。
何となく思いついたものが「新しい」のは天才であって、
天才でない私なんかは「新しい」ものを生み出すために、
過去のものとの差別化を図らなくてはなりません。

まず、過去の優れた作品を基準として選ぶ。
そして、「なぜそれが優れているのか」を分析する。
その作品よりもどのように「新しく」なるのかを考える。→この差分が「企画」

「差分は、目標となるものがあって初めて生まれる」
ということで、福田さんは企画を考えるときに、膨大な過去の実績を見るそうです。
そこからどういうふうにジャンプするか。「新しく」なれるか。
ということなんですね。

「差分」を生み出すトレーニング。

その「差分」を生み出すのって、才能じゃないの…?
と思う私でしたが、福田さんいわくトレーニング方法があるそうです。

ひとつは、“かっこいい!”“イケてる!”“おもしろい!”と感動した際に、
「なぜそう感じたのか?」と考え、言語化すること。
何となく過ごしてると流れてしまいがちですが、
きちんと言語化することで自分の中に方法論が定着します。
それがいわゆる「引き出し」の数なんだなと納得。

もうひとつは、
毎日を過ごす上で「今日は、きのうより新しい自分でいること」。
昨日の自分を基準として、今日の自分はどのくらい差をつけられるか。
それを毎日するだけで、ものすごいトレーニングになりそうです。

ちなみに福田さんはものすごく食べることが好きで、
土日にはお料理をされるらしいのですが、
現在「うまいおにぎりを作る」という試みにハマっているそうです。

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角煮おにぎりとか、しそあさりおにぎりとか、いろいろ写真を見せていただきました。
おいしそうでお腹が減りました。

今回のイベントでは、福田さんが考案された、
こがし醤油たまねぎおにぎりと、レモンチキンナンプラーおにぎり(だったかな?)を
食べることができて、私は後者をいただいたのですが、
これがめちゃくちゃおいしくてものすごく感動しました。

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私はおにぎりが大好物でして、毎朝おにぎりを食べているのですが、
常に塩むすびに海苔なんですよねえ。
「いや、もうこれが最高の形だから。完成形だから」
と思ってるふしがあるっていうのもあるんですけども、
それって固定型の思考パターンやんってこの日なんか大きなショックを受けました。

昨日よりおいしい今日のおにぎりとは…。
と、ほおばりながら思考の海に漂う野田でした。

強烈な自分がないと、イタコになれない。

あと、個人的にめちゃくちゃおもしろいなと思ったのは、
福田さんのお知り合いのコピーライターさんの、「俺はイタコだ」発言。
そちらを引用して、福田さんも「僕もそうだと思います」とおっしゃっていました。

なぜこんなにも柔軟に、いろいろな企画やコピーが考えられるのか?
それは、企画やコピーを考える際、自分が消えて、何かに乗り移られている状態だから。
その「何か」とは、クライアントであったり、顧客であったり、時代の波であったりするのかもしれません。
自分から離れることで、より遠くに行けるってことなんだろうと思います。

でも、そうやって乗り移られるには、矛盾しているようですが、
「強烈な自分」がいないといけない。
そうでないと、完全に流されてしまうからです。
イタコだって自分がないと、戻ってこれなくなってしまいますもんね。

福田さんいわく、
「守るべき自分は1割、あとの9割はどうでもいい」ということでした。
だからなのか、福田さんは「柔軟なのにものすごく頑固」と言われるのだそうです。

私はライターとしてインタビュー記事を書く際に、よくこの状態になります。
90%自分が取材対象者になりきって書いているのを、
10%の本来の自分が読んでたまに感想をつぶやく、という感じです。

その10%の自分がちゃんとしていないと、
「これっておもしろいの?」ってよくわかんなくなるんですよね。
たまにわかんなくなってしまって、他の人に「これっておもしろい?」って
聞いてしまうんですけども。

福田さんのそのお話を聞いて、
「10%の自分を、常にアップデートしていよう」と思いました。

本当におもしろいトークイベントで、大変勉強になりました。
その他にもたくさん気づきがあったのですが、ここらへんで。
福田さん、ありがとうございました!

後日、福田さんの著書
『なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人の
なんとなくをなんとなくじゃなくする本 なんクリ』を購入。

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なんとなくをなんとなくじゃなくしたら、
結構なんでもできそうな気がしますね。

と元気づけられた野田でした。

【UX中級編・ワークショップ後編レポ】体験プロトタイピングを学びました

2016.5.12

株式会社おいかぜさんとの合同主催のUX勉強会、
UX中級編ワークショップ「行動シナリオ法・プロトタイピングを活用したサービス開発」(全3回)。
4/23(土)はその最後を締めくくる後編の開催日でした。

今回はその日の様子をレポートします。

後編のテーマは「体験プロトタイピング」。
前編ではシナリオやサービス概要を、
そして中編ではストーリーボード、ワイヤーフレームを作りましたが、
後編ではそれらを移植したプロトタイピングツール「Prott」を実際に使いながら、
サービスサファリを実施。

チームで外出し、自分たちがユーザーになって実際にサービスを体験してみながら、
「このサービスってどうなの?」ということをいろいろな側面から評価します。
そこで得た気づきをもとに、帰ってからサービスをさらにブラッシュアップして、
最後には各チームのプレゼン。

…という、朝から夕方までの、1日みっちりフル稼働コース。

DSC05936
天気も良く、絶好のサービスサファリ日和です。

DSC05919
Prottに移植すると、こんな感じで手書きのワイヤーフレームがスマートフォン上に表れます。
タップするとちゃんとページ遷移もできるすぐれもの。
こちらを携えて、各チーム外に出かけます。

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弊社の田中のチームは出町柳方面へ。
サービス内容に「釣り」というキーワードがあるので、
シチュエーションの近い鴨川へ向かうそうです。

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チーム内では、
・被験者(ユーザーになりきってサービスを使う人)
・ディレクター(調査の全体を指揮する人)
・観察者(被験者の言動を記録する人)
に分かれてサービスサファリを実施。

被験者は思ったことをひたすら口に出し続ける「発話法」を行います。
「こういうときってどうしたらいいんやろな〜」とか
「これってどっからログインするんやろな〜」とか
「使いにくいな〜このアプリ〜」とか
とにかく何でもいいので思ったことをどんどん口に出していきます。
そしてそれを観察者がひたすらメモ。
キリの良いところでディレクターがミーティングを入れ、
課題点を整理してアイデアを出し合う。
そんな、チームワークが求められる作業です。

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合間にごはんも入れつつ、ミーティングは続きます。

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会場に帰ってきてからは、問題点を整理し、改善案を出し、
シナリオやワイヤーフレームを直していきます。

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さらにプレゼン資料も作るので大忙し!
こちらは時間が全然足りなくて、ちょっと放心気味の野田です。

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ついにプレゼンが始まりました。
今回のプレゼンで用いたのは、「オズの魔法使い」という手法。
ユーザーとして演技をする人と、背後でインターフェイスを操作する人に分かれて、
「サービスを使うシーン」のお芝居をします。
弊社の代表・田中も女優魂を見せています。

_DSC8130
皆さん、役者ですね!

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各チームのプレゼン後には、講師の浅野先生による講評。
「それって本当にユーザーが必要としていることなの?」
「それでどうやって儲けるつもりなの?」
と、びしばし厳しいツッコミが。

ユーザーの求める本質×ビジネスとして儲かる仕組みが、
サービスの肝なんですね。

それが頭でわかっていても、なかなかできない…!!

ということを、しみじみ痛感した1日でした。その痛感も実りです。

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各チーム、アイデアいっぱいの楽しいプレゼンでした。
皆さん、お疲れ様でした!

この日をもって、全3日間のUX中級編ワークショップ、無事終了いたしました。
ひとえに、浅野先生、アシスタントの皆様、会場のMTRL KYOTO様、
そして受講生の皆様のおかげでございます。
拙い運営にも関わらず温かく見守っていただき、本当にありがとうございました!

受講生としてはもちろん、運営スタッフとしても非常に勉強になる3日間でした。
今後もUX KYOTOとして、おいかぜさんと共にいろいろと計画中ですので、
またこちらでアナウンスしてまいります。
よかったらチェックしてくださいませ。

おいかぜの柴田さん、蔵多さんも本当にお疲れ様でした!

今後こちらで学んだことを実務に反映していきたいと
切に願っている野田でございました。

こちらでもレポートあがっておりますので、合わせてどうぞ!
■UX KYOTOブログ
<レポート>中級編ワークショップ後編「体験プロトタイピング」を開催しました!

■浅野先生ブログ
UX京都中級編#03体験プロトタイピング

■おいかぜさんブログ
【UX勉強会レポート】体験プロトタイピングを学びました

【PMヘの道3】「プロジェクト計画書」とは?@WebPM体験共有会

2016.4.15

プロジェクトが発生した時、どんなふうに計画を立てますか?

今回は、プロジェクトの「計画」部分についてです。

プロジェクトが発生したらまず出てくる「計画」。
しかし、「計画」ってそもそもどうやって立てるのがいいのでしょうか?

私はこのあいだまで、まずプロジェクト概要とスケジュールを用意していました。
しかし、その内容がすべて自己流でどうも心もとない。
そもそもプロジェクト「概要」って何の項目が必要で不要なの?
「概要」+「スケジュール」=「計画」と言っていいの?と手探り状態。

いや、そもそものそもそも、「計画」って誰のために、何のために立てるのか。
自社チームでの共有のため?クライアントとの合意のため?

と、何だか闇雲に立てられてる感がすごい私の「計画」…。

プロジェクトをマネジメントするのが専門の世のプロマネさんたちは、
どんな計画書を作っているんだろう?といつも気になっておりました。

3月15日に、OPEN “VERSION UP” PROJECTの一環として行われた、
2回目の「WebPM体験共有会@大阪」のテーマはまさにそれ。
ロフトワーク・入谷さんの「プロジェクト計画書」編!

年間約300件のWEBプロジェクトを担うロフトワークさん。
まさにPMのプロである彼らが日常業務で使っている
「プロジェクト計画書」とはどんなものなのでしょうか?

ロフトワークさんの「プロジェクトマネジメント計画書」

ロフトワークさんではWEBプロジェクトが発生した際、
必ず最序盤に「プロジェクトマネジメント計画書」(以下PM計画書)を作成されるとのこと。
さらにその計画書をシニアマネージャーが確認し、レビューを受けることが必須とされているのだそうです。
社内でもそのひな形はしばしばアップデートされ、試行錯誤を重ねていらっしゃるのだとか。

入谷さんいわく、「PM計画書」とは

“スコープ・スケジュール・コストなどすべての知識エリアを横断した、
プロジェクト計画の「集大成」であると同時に、プロジェクトを通じて
「更新」されていく共通理解の基盤”

ということ。
つまり、
・様々な視座からプロジェクトを見ること
・みんなで共通の理解を得ること
を目的とした計画書です。

入谷さんのスライドはこちらから見ることができますのでぜひどうぞ。

以下は、復習的にまとめた私のメモです。
今回もずらずら文字ばかり並んでおりますが、何かのご参考になれば。
———————————–
【フォーマット】
WordでもGoogleDocs.でも、管理しやすいものを使えばOK。

【目次】
PM計画書は、以下の9つの項目で成り立っている。

統合
 プロジェクト発生の背景・目的・目標。
 背景…なぜこのプロジェクトが生まれたか。課題。
 目的…最終的に達成したいものは何か。
 目標…目的到達のための具体的な目安(数値目標)。

スコープ
 作業範囲のこと。
 納品する成果物と、そのための作業内容を挙げる。
 逆に、やらないことも明記しておくとなお良し。
 クライアント側の作業内容もリストアップする。
 →これが見積の基礎になる。

タイム
 スケジュール。
 スコープで明確にした作業内容を時系列に落とし込む。

調達
 外から調達しなくてはいけないもの。
 例えば、外部業者さん、素材、サーバー、ドメイン、ライセンスなどなど。

コスト
 プロジェクトにかかる費用を洗い出します。
 
品質
 成果物の品質(完成度)と、それを達成するための手法。
 例えば、バグをなくすためにどのような方法でテストするのか、
 質の高いデザインを担保するために何をするのかなど。
 また、ここまではやります、というのもここで明示。例えば対応ブラウザとか。
 
ステークホルダー
 チーム、クライアントなど、関係者をすべて洗い出した体制図。
 誰が窓口で、誰がリーダーで、誰が決定権を持っている人なのか?など、
 各人の役割と責任を明確にする。

コミュニケーション
 ステークホルダー同士でのコミュニケーションルール。
 プロジェクトの管理ツールは何を使う?
 定期的に対面での打ち合わせをする?
 意思決定で困ったらどういうふうに決める?などなど。

リスク
 「起こったら嫌なこと」のリストアップ。
 スケジュールの遅延、途中での予算オーバー、公開時にバグがいっぱいある…
 などなど、「起こったらやだな〜」ということをリストアップし、
 ではそれが起こらないようにするにはどうしたらいいか?を考える。
———————————–

そもそも「PM計画書」は誰のために、何のためにあるのか

今回の体験共有会でおもしろいなと思ったのは、
そもそも「PM計画書」との存在理由とは?という話が改めて出たことでした。

・チームメンバー、クライアントとの計画共有
・解釈のすりあわせ
・プロジェクト合意
・コミュニケーションの惹き付けツール
・社内での先輩・後輩の仕事チェックツール
・プロジェクト遂行プロセスの一環

私は面倒臭がりなので、上記の全部がこれひとつでできたらいいと思います。

真似して「PM計画書」を作った感想

ちなみにこちらが入谷さんが用意されたひな形です。
勉強になるな〜!ということで、
私も見よう見まねで実際に「PM計画書」を作りました。

素直な感想を申し上げますと、
「これ、絶対要る」
でした。

特にスコープは、入谷さんのひな型を見て
「これまで私の作ってたのは大雑把すぎたな」と反省しました。
マスト作業から何となくやっていたことまで、
とにかく作業と呼ばれるものすべて文字に起こしたら、
見積の見方やスケジュールの組み方も全部変わってきました。
また、お客様の作業内容も明確にすることで、
「あれって私がやるんだっけ?」もなくせるので効率的。

まずはこちらを使用しながら、ひとつプロジェクトを遂行して、
反省会をしてみたいと思います。

あとこの「PM計画書」って何にでも使えそうですね。
ダイエットとか貯金とか受験とか…
ちょっと今度私生活でも作ってみようなどと思う野田でした。

ではでは。

【UX中級編ワークショップ中編レポ】ペーパープロトタイピングを学びました

2016.4.7

株式会社おいかぜさんとの合同主催のUX勉強会、
UX中級編ワークショップ「構造化シナリオ法・プロトタイピングを活用したサービス開発」。
4/2(土)に、その第2回目が開催されました。

今回のテーマは「ペーパープロトタイピング」。
前回作ったシナリオやサービス概要を、どんどん目に見える形に変換していきます。

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会場はMTRL KYOTOさんの2階。
2階はこんな感じで和室になっているのです。
みんなでちゃぶ台を囲んでワークショップスタート!

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まずはストーリーボードなるものをどんどん作っていきます。
ユーザーの観点から、「どんなときにサービスに触れるのか(タッチポイント)」を見いだし、
タッチポイント1つ1つを絵コンテと簡単なテキストで表現していきます。

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とにかく描いて描いて描きまくる私たち。

このとき注意するのは「できるだけスマホやPCで検索しているところ」というような姿は描かないこと。
どんなふうに感じ、どんなことを考え、どんなふうに行動をとろうとしているのか、
「検索」と一言で片付けるのではなく、より本質に近づいた「ストーリー」に落とし込みます

私達のチームでは、この時点で「このサービスいけてんのかなあ」というもやもやがありました。

ユーザーが求めているものって結局何なのかな?
これ何回も使ってもらえるのかな?
本当に儲かるのかな?

こうしてストーリーボードにしてみると、どうも納得がいかない…

そこで浅野先生がおっしゃったのが、
「ユーザーは便利を求めているのではなく、成長を求めている」
という言葉。

その言葉がヒントになり、どんどんサービスが変容しシンプルになっていきました。
それにともない、ストーリーボードもどんどん変化。
それがとってもおもしろかったです。

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次は、ワイヤーフレームの作成。
こちらももちろん紙に描いていきます。

前編で作ったインタラクションシナリオをもとに、情報を整理し画面上に設計。

「なるほどー」と思ったのは、TOPにあれがあって、下層にこれがあって〜というように
構造をまず考えるのではなくて、ユーザーの行動からワイヤーフレームを描いていくということ。
だから、ストーリーボード1枚に対してワイヤーフレーム1枚が生まれます。

つまり、ストーリーからワイヤーフレームは生まれるのです。

普段は
「全体の構造(サイトマップ)がどうなっているか」
→「それをユーザーがどう使うか」
の順で考えていたので、これは目から鱗でした。

あと個人的に、いつもPC上でワイヤーフレームを作っているので、
手でワイヤーフレームを描くのがすごく難しかったです。
メンバーの方がさくさく描いてくださったので本当に助かった…。

_DSC6931
ワイヤーフレームが描けたら、今度はどんどん切る!

_DSC6939
切って切って切りまくり、
ワイヤーフレームを1枚ずつばらばらにします。

_DSC7007
切ったら並べます。これが遷移図
ストーリーボード(コト)が、ワイヤーフレーム遷移図(モノ)に変換されていきます。

_DSC7025
遷移図ができたら、ユーザーとして実際に使ってみます。
「あのボタンが足りない!」「この機能じゃま!」などとどんどんブラッシュアップしていきます。

_DSC7042
それができたら次はプロトタイピングツール「Prott」への移植。
描いたワイヤーフレームを写真に撮ってこのProttに取り込むと、
手書きのワイヤーフレームにリンクが張れたりクリックして動かしたりできるという
何とも画期的なサービス。これはすごい。

_DSC7083
PCに取り込むとこういう感じですね。
「何だこれむちゃくちゃ便利だなー」と思いました。

中編はここまで!
今回は「コト」を実際に「モノ」にしていく作業でした。

最後の後編は4/23(土)、テーマは「体験プロトタイピング」です。
作った「モノ」を体験してもらう、ということでしょうか??
何はともあれ、各チームからどんなものができあがるのがとても楽しみです。

ご参加された皆様、2日目もどうもありがとうございました。
あと1日、どうぞよろしくお願いいたします!

野田

Photo by  YUMI KURATA

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