【レポート】777塾@京都_season1_1
10/20(木)にMTRL KYOTOさんでおこなわれた777企画塾@京都 Season1「リデザインの思考法」の第1回目を受けにいってまいりました。
以前弊社野田がレポを書いておりました「出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の『考え方の考え方』」の実践講座編です。
まずは講師である株式会社777interactive代表取締役の福田敏也さんの自己紹介からはじまりました。
CMプランナーとして活躍されたのち博報堂電脳体の設立とともにデジタルクリエイティブの世界へはいられ、以降インタラクティブメディアにとどまらずいろんな方面でご活躍されています。
福田さんはご自身を、
「美大を出ていないのにデザインを仕事にしていて、美大のデザインの教授にもなり、デザイナーでもないのにたくさんの国際デザイン賞を受賞し、国際賞から審査を依頼される変種」
だとおっしゃっておられました。専門教育を受けずにその分野の権威になるってすごいことだなと思います。
さて、今回の企画塾のテーマはリデザインの思考法ということで福田さんが12年にわたってまとめていかれたリデザインのためのメソッド「○○ってなんだっけカルテ」を学びます。
この「○○ってなんだっけカルテ」というのは、福田さんがこれまでの経験から生み出された「脳みそマネージメント(考えるクセ付け)」をするための重要な手順(メソッド)です。
この日の第1回は、そもそもデザインとは何か?というお話から、切手のリデザインをサンプルとして「○○ってなんだっけカルテ」の概要まで。
と、詳しい説明の前にいきなりこんな課題が!
20分ほど経ったところで「じゃあだれか発表したいひと」と言う流れに…。
会場に早く着き、置いてあったペーパーで予習をしていたにもかかわらず「ホチキス」「クレカ」というありきたりな答えしか用意できず、何十年かぶりに「下を向きすぎず前も向きすぎない当てられないためのメソッド」を実践していると、一緒に来ていた弊社社長が当てられ思いつきのリデザインをあげていました。本人は楽しそうに発表してたけど、ちょっとずれてる気が…。
その後メソッドの詳しい説明があったのですが、まず何も知らない状態で考えて、その後詳しく知るというのもサボり人間の「脳みそマネージメント」に良いということでした(よかったですねえ社長!)。
詳しい説明のあと、改めて手順を追ってみていくうちに、自分ではしっかり考えていると思っていても、全然想定できていなかったことなどに気づいたり自分の考え方のクセが見えてきたりして、考え方が深まっていっていることを実感しました。
メソッドに沿って考えることももちろんですが、メソッドを基に枝葉末節を自分に合わせて付け足ししていく作業も「脳みそマネージメント」につながるのだと思います。漠然と考えているのでは多分同じところをグルグル回転しているだけで、こんなに要領よく考えが深まることもないんでしょうね。
僕自身ほんとにもうとにかく考えることだけでなく何でもサボるし、論理的組み立てにものすごく不安があるので、「こりゃ相当いい学びになる!」とわくわくしています。あと2回がんばります!
下川
オシャレ感漂い緊張し、かなり脳みそを使い緊張する講座の様子です。