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【 concrete5 Japan Advent Calendar 2016】page_listブロックとGoogle Maps APIでイベントマップを作るぞい!

2016.12.22

この記事は concrete5 Japan Advent Calendar 2016 の21日目の記事でございます。
昨日はfujigoco2255さんの「concrete5の導入事例をインフォグラフィックにしてみた」でしたね。
マーケターさん目線での非常にためになる記事でした。しびれる記事。読むべし!

 

はい、concrete5並びにそこに携わる皆さんには今年も大変お世話になりました。

飲みに行ったり、エバンジェリストになったり、飲みに行ったり、こないだ京都の皆でconcrete5の日を開催したり、飲みに行ったりとか色々なことがありました。

 

来年もたくさん飲みに行きましょう!

 

去年はconcrete5の思い出的な記事を書いたので今年はちょっとだけ技術tips的なことを。

 

「ページリストブロック + Google Maps APIをカスタマイズしてイベントマップを作る」をやります。

※concrete5中級者?向け記事かと
※ホントはパッケージからページタイプ・ページ属性を登録して〜とかやりたかったんですが、
いかんせん師走につきブロックのカスタマイズのところだけ駆け足で行きます!

 

 

【こんなことします】

 

イベント告知ページを作ってページ属性に緯度・経度を登録してイベント一覧ページにpage_listブロックを設置。イベントリストを表示。
ページリストを使って出力されたイベントリストの上部に登録したイベント開催場所が全部表示されたGoogle Mapを出力する。

 

 

【必要なもの】

 

・concrete5
・Google Maps APIのAPIキー(←取得しといてね)
・concrete5のブロックカスタマイズに関する少しの知識

 

※APIキーの取得手順についてはこちらがわかりやすいです。
『Google Maps の APIキー を簡単に取得する』
https://nendeb.com/276

 

 

まずは一覧表示ページを作ってページリストを設置しておきます。
「場所」は「ここのページ以下の階層」を指定して、このページの配下にイベント情報を投稿していきましょう。

 

 

続いてページ属性を用意します。
「テキスト」タイプで緯度・経度の登録用項目を用意します。

 

 

下準備として、先ほど登録した一覧表示ページ配下に適当な緯度・経度データを入れたページを追加しておきます。

 

 

続いてテンプレートのカスタマイズ準備です。

 

/concrete/blocks/page_list/controller.php
/application/blocks/page_list/controller.php へコピー。

 

viewテンプレートとして

 

/application/blocks/page_list/view.php
/application/blocks/page_list/templates/event_map/view.php へコピー

 

しておきましょう。

 

/application/blocks/page_list/controller.phpのカスタマイズを進めます。
まずはお作法通りファイル冒頭のnamespaceを書き換え。

 

 

このタイミングでカスタムテンプレートが選択できるようになるので
先ほど設置したブロックにカスタムテンプレートを設定しておきます。

 

 

続いてマップの表示に必要なjsライブラリを読み込ませます。
class Controller の末尾にこちらを追加。

 

マップ出力に必要なjQueryとunderscore.jsを読み込ませます。

さらにGoogle Maps API読み込みもここで設定。取得済みのAPIキーを入力します。

 

※underscore使わなくてもできますが、コアに登録されてるjsはconcrete5の処理を通すことで自由に呼び出して且つ重複を気にせず扱えますよーアピールで。
※ホントはAPIキーをブロックの登録時にconfigとかに保存する方が良いと思います。google mapブロックのcontrollerが参考になります。

 

ページリストが1ページ内に複数設置されることも想定して、
設置されたブロックごとにマップ関連の機能が利用できるような判定材料を入れます。

 

viewメソッドにこちらを追加。

 

 

これで生成される文字列をviewテンプレート内の処理でIDの一部として扱います。

続いてviewテンプレートのカスタマイズへ。

 

/application/blocks/page_list/templates/event_map/view.php
6行目に追加

マップの緯度経度を格納する配列を設定しておきます。

 

/application/blocks/page_list/templates/event_map/view.php
8行目に追加

マップ表示用の要素を設置します。
$unique_identifier込みでidを振って同じページに同ブロック同テンプレートが複数設置される場合にも対応します。(後述のjs処理も同様)

 

続いてforeachでページデータを出力する流れでマップ表示用のデータを作っていきます。

 

/application/blocks/page_list/templates/event_map/view.php
141行目に追加

ページタイトルとページURLはページリストの処理から拝借します。
ページ属性から緯度・経度も取得して配列にまとめます。

 

さ、準備は万端。マップの出力処理です。

 

/application/blocks/page_list/templates/event_map/view.php
末尾に追加

 

ポイントはこのあたり。

ページリストの処理に乗っかって作ったマップ表示用データをjsonに変換してます。

このjsonをunderscoreの_.eachで回してマップにピンを立てていきます。

※マップ出力についての説明は割愛します。今回は最低限の設定のみで。

 

完成品はこちら。

 

http://suitosha.co.jp/temporary/c5sample/events

 

登録したページの緯度経度に応じてマップにピンが追加されてます。
マーカーをクリックして詳細ページへのリンク付き吹き出しを出す処理も追加してます。

 

コードの全容は取り急ぎこちらからどうぞ!

 

page_listブロックをカスタマイズしてページ属性で登録された緯度・経度からGoogle Mapにピンを立てるサンプル

 

超駆け足でしたがブロックの処理にちょっと工夫するだけで便利な機能作れまっせ〜ということです!
concrete5はブロック側のphpからjsへの橋渡しをし易くする機能がそこかしこに用意されているので嬉しいです。

 

最近リリースされたconcrete5 version 8に搭載されているExpress Data Objectsでは
より細か〜いデータの管理がしやすくなるので、
サイトに登録されたデータをjsで面白おかしく加工したりとか考えるとわくわくしますね。

 

しますよね??

 

というわけで来年も公私ともにお世話になりますconcrete5!

 

明日22日は、全国数万人のconcrete5erお待ちかね、
今年数多の登壇で各地に笑いとか笑いとか感動とかを巻き起こした
カリスマデザイナーことDJ Kazu氏の出番です。

 

彗星のごとくconcrete5に現れたWebデザイナーの1年

 

Kazuくん、今年は美味しいお店たくさん教えてくれてありがとう。
個人的にconcrete5 T-shirtsのスウェット版欲しいので是非、来年企画にあげてください。

 

みなさま、師走を頑張って生き延びて!良いお年を〜!

【レポート】777塾@京都_season1_2

2016.11.1

777塾

 

10/27(木)に開催された777企画塾@京都 Season1「リデザインの思考法」の第2回目。
1週間以上あいてしまいましたが、今回のレポートは第1回目のレポートをしていた下川が熱を出して休んでしまったので、社長の田中がお送りしております。

この日はリデザインについてと、「なんだっけカルテ」についての実例を上げての講義でした。

「新しい」とはどういうことなのか?
ただ単に新しくすること、変えることを目的にしたリデザインに意味はあるのか?

うちの会社でもよく「〇〇を新しくしたい」というご依頼をいただくのですが、まず最初の課題として上記のことはよく話し合います。お客様はやはり「変える!新しくしたい!」ということが大前提なわけですし、ゴールがそこに設定されています。でも、そのリニューアルってほんとに必要?どんな風に何が変われば本当に新しくなるの?ということが問題になります。
そういった事をとてもわかりやすい言葉で解決していく事例も踏まえての講義でした。
すぐに業務に活かせるだけにかなり前のめりで聞く私。

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その後は、この3回を通した課題でもある「なんだっけカルテ」のさらに詳しい説明。
福田先生のおにぎりについての「なんだっけカルテ」を見せていただきました。
この「なんだっけカルテ」は、デザインをたくさんの人に届けるためのあと一押し(意味の設計)を作り出すカルテなのだということがよくわかります。

なぜそのデザインが正しいのか?
意味を問うて答えを出す。言語化する。

それが大切だとわかっていても中々うまく組み立てられないものなんですが(特に私はデザイナー上がりなのでつい感覚的に物事を動かしがちです)、なんだっけカルテを使うとできちゃうんですよね。ほんとにすごい。

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と言うわけで、昨日(11/6)が課題の提出日でした。なんとかどうにか提出したけど、どうなるかなー。一人じゃやっぱりおもしろいアイデアってなかなか出なくて難しかったです。
でも何の責任もなく、実現可能かどうかもそんなに気にせず、浮かんだアイデアをとにかく好き勝手に話し続けるという作業がめちゃめちゃ好きなのでとにかく楽しかった。

さて、今週木曜日(11/10)がいよいよ最後の講義です!頑張るぞー。

text by 田中郁后

【レポート】777塾@京都_season1_1

2016.10.26

10/20(木)にMTRL KYOTOさんでおこなわれた777企画塾@京都 Season1「リデザインの思考法」の第1回目を受けにいってまいりました。

以前弊社野田がレポを書いておりました「出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の『考え方の考え方』」の実践講座編です。

 

まずは講師である株式会社777interactive代表取締役の福田敏也さんの自己紹介からはじまりました。

CMプランナーとして活躍されたのち博報堂電脳体の設立とともにデジタルクリエイティブの世界へはいられ、以降インタラクティブメディアにとどまらずいろんな方面でご活躍されています。

 

福田さんはご自身を、
「美大を出ていないのにデザインを仕事にしていて、美大のデザインの教授にもなり、デザイナーでもないのにたくさんの国際デザイン賞を受賞し、国際賞から審査を依頼される変種」
だとおっしゃっておられました。専門教育を受けずにその分野の権威になるってすごいことだなと思います。

さて、今回の企画塾のテーマはリデザインの思考法ということで福田さんが12年にわたってまとめていかれたリデザインのためのメソッド「○○ってなんだっけカルテ」を学びます。

この「○○ってなんだっけカルテ」というのは、福田さんがこれまでの経験から生み出された「脳みそマネージメント(考えるクセ付け)」をするための重要な手順(メソッド)です。

 

この日の第1回は、そもそもデザインとは何か?というお話から、切手のリデザインをサンプルとして「○○ってなんだっけカルテ」の概要まで。

 

と、詳しい説明の前にいきなりこんな課題が!

02_10203016

 

20分ほど経ったところで「じゃあだれか発表したいひと」と言う流れに…。

 

会場に早く着き、置いてあったペーパーで予習をしていたにもかかわらず「ホチキス」「クレカ」というありきたりな答えしか用意できず、何十年かぶりに「下を向きすぎず前も向きすぎない当てられないためのメソッド」を実践していると、一緒に来ていた弊社社長が当てられ思いつきのリデザインをあげていました。本人は楽しそうに発表してたけど、ちょっとずれてる気が…。

 

その後メソッドの詳しい説明があったのですが、まず何も知らない状態で考えて、その後詳しく知るというのもサボり人間の「脳みそマネージメント」に良いということでした(よかったですねえ社長!)。

 

詳しい説明のあと、改めて手順を追ってみていくうちに、自分ではしっかり考えていると思っていても、全然想定できていなかったことなどに気づいたり自分の考え方のクセが見えてきたりして、考え方が深まっていっていることを実感しました。

 

メソッドに沿って考えることももちろんですが、メソッドを基に枝葉末節を自分に合わせて付け足ししていく作業も「脳みそマネージメント」につながるのだと思います。漠然と考えているのでは多分同じところをグルグル回転しているだけで、こんなに要領よく考えが深まることもないんでしょうね。

 

僕自身ほんとにもうとにかく考えることだけでなく何でもサボるし、論理的組み立てにものすごく不安があるので、「こりゃ相当いい学びになる!」とわくわくしています。あと2回がんばります!

 

 

下川

 

 

 

03_10203016

オシャレ感漂い緊張し、かなり脳みそを使い緊張する講座の様子です。

【社員研修】Fusion360講習会

2016.9.29

9/23(金)にYOKOITOさんに3D CAD/CAM/CAE ツール、Fusion360の講習を受けにいってまいりました。

 

会場はYOKOITOさんが入居されている、京町家をリノベーションした工房付きシェアスペース「N5.5(エヌゴウテンゴ)」(10/1(土)オープン)内の工房スペース。

古い京町家のなかにハイテク感あふれる3Dプリンタやレーザーカッター、CNCフライスなどが置いてあり、ふすまが一面ホワイトボードになっている面白スペースでした。

 

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講師をしてくださったのはフリーランスで研究開発をされている足立 正さん。元は国内最大手某家電メーカーに勤務されていたそうです。

 

家電メーカーでのお仕事内容などを交えつつ3Dモデリング、デジタルファブリケーション界隈などについてお話を伺い、「ほへー」となったところから講習スタート。

講習の時間中に3Dプリンタでの出力の実演もしていただきました。

 

 

今回教えていただいたAutodesk fusion360は

“今までにない3D CAD/CAM/CAE ツールです。製品開発に必要な全てのプロセスを、クラウド上のプラットフォームで繋ぐことができます”

http://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview

 

だそうで、データをクラウドに保存して、他の人と一緒に編集したり、クラウド上で画像などにレンダリングしたりといったことができます。

しかも非営利・趣味用途であれば無料で使いつづけることができるのです!

 

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(fusion360の操作画面。操作に必要なものほとんどにアイコンがついていて、慣れればすごく使いやすい雰囲気です)

 

 

3DCGについてほとんどファーストコンタクトだったのですが、足立さんの丁寧な教え方もあり、最終的に3時間で某携帯電話会社のwifiルーターの3DCADデータを作成することができました。

3Dモデルを作るための2Dでの図形の描き方という基礎の基礎からはじまり、構造を作る上で重要な図形に拘束をかけるということや、平面から図形を押し出して立体にするといったことを教わり、すべてに「ほへー」となりながら勉強できました。

 

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(画像データとして出力したり)

 

 

 

 

 

(3Dデータをwebに埋め込んだりできます)

 

 

3DCADということで、とっても難しいんだろなと思っていましたが、ひとつひとつの作業を区切りをつけたり系統立ててやりさえすれば、ものすごい速さで折り目正しい立体物が作れて、そんなに怯えるほどのことでもないのかな?と思いました。

 

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(この形状のカドをとりたいと思ったら一瞬にして)

 

 

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(こう。自力で削ると大変)

 

 

あと、デザインチームで盛り上がったのがこのfusion360というソフトの作業履歴のありようで、写真の一番下にアイコンがならんでる部分が履歴をあらわしており、すべての工程に戻って作業でき、最新の形状に反映させるという機能でした。いろいろ試しながら「デザイン系ソフトにもこの機能が欲しいね」なんて話してました。

 

そうして最後に3Dプリンタで出力し終わったスマートフォン置きをお土産にいただき、「出産祝いを」とか、「スタインバーガーのパーツが」などと3Dファブリケーションとともにある未来への夢に胸を膨らませながら帰路についたのでした。

 

 

デジタル系制作会社に属し、「ファブラボ京都にけっこうできてきてるなー」とか、「3Dプリンタどんどん値段下がってるなー」などと思いつつも、デジタルファブリケーションにはまだだいぶ心理的に距離があるのかなと思っていましたが、今回無料の3Dモデリングソフトをかじったことで、ぐっと親近感がわきました。

 

何でもひとかじりさえすれば次に踏み出せる気になるということがわかり、大変勉強になる講習会でした。

 

YOKOITOの中島さん、足立さんありがとうございました!

 

株式会社 YOKOITO

住所:〒600-8188 京都府京都市下京区東洞院通五条下ル和泉町529

TEL:050-3754-1803

WEBサイト:http://yokoito.co.jp/

 

 

下川

 

【イベント参加レポ】出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の「考え方の考え方」

2016.5.17

5/12(木)にMTRL KYOTOで開催された、
「出張777塾 /「なんクリ」の著者が届ける企画仕事の『考え方の考え方』」に参加しました。

講師は、株式会社777interactive代表取締役の、福田敏也さん。
博報堂 Creative x Technology Center センター長、
大阪芸術大学 デザイン学科教授、
FabCafe 創設メンバー /YouFab Global Creative Award チェアマンも務めていらっしゃる方です。

80年代に広告業界に入られてから、広告プランニング&ディレクションに従事。
アナログ、デジタルと、媒体を超えたコミュニケーション設計のプロとして、
これまでに本当に様々な活躍をされています。
2009年、ルパンが渋谷のモアイ像を盗むというプロモーションが大きな話題になった、
LUPIN STEAL JAPAN PROJECT」も福田さんのお仕事のひとつです。

そんな「企画のプロ」である福田さんによる、
「企画仕事の『考え方の考え方』」についてのトークイベントに、
わたくし野田が行ってまいりました。

それがもう、ものすごくおもしろくて…。
今回は、野田が学んだことをこちらにまとめたいと思います。

そもそも、思考の態度には2種類ある。

そもそも思考パターンには「固定型」と「成長型」の2種類があるらしい、
と福田さんはお話されていました。

「固定する思考」は、
かしこく見られたい”という気持ちから生まれます。
自分が成功し「凄い!」とか「偉い!」とか褒められることにこだわるので、
失敗や批判を恐れ、結果、チャレンジを避けてこれまでの“鉄板ネタ”に固執するようになります。
常に自分は評価対象にあると思い込んでおり、また、人の成功を見るのが嫌なタイプです。
わかります。ねたましいですもんね。

逆に「成長する思考」は、
かしこくなりたい”という気持ちから生まれます。
もっと学びたい、変わりたいという気持ちが強いので、基本的にチャレンジを好みます。
批判、失敗から学び、他人の成功からも貪欲に学びます。

どっちが良い企画を生み出すかは、言わずもがな。

企画マンは、時代を漂う存在である。

めまぐるしく変化する現代において、企画する人自身もどんどん変化が求められます。
いろんな方法に出会い、試し、犯され、変化し続けること。
そうすることで、いくつになっても人は成長できると、福田さんは信じているそうです。
「凄い人は、最初から凄いんじゃなくて、見えないところでいっぱい足かきしている」
恥をかいてもいい、学べるのであれば」という言葉が印象的でした。

それから、脳のクセにも2種類ある。

「ロジック派」と「エモーション派」です。
論理的分析・設計が得意なのか、それとも感覚的ジャンプ・ひらめきが得意なのか。
その自己内バランスを常に意識し、自分の脳のクセを認識することが大事ということでした。
私はどちらかと言うとエモーショナルなひらめき派…というか、
ロジック的な考え方が苦手なので、ひらめきばかりに甘んじるのではなく、
ロジック的な考え方も意識するよう心がけようと思います。

「良い企画」の基準って何だろう?

「新しい」ものは、昨日までのいろいろと比べられて初めて「新しい」と言われます。
つまり、「新しい」とか「斬新」とかは、常に相対的でものさしが必要なものです。
何となく思いついたものが「新しい」のは天才であって、
天才でない私なんかは「新しい」ものを生み出すために、
過去のものとの差別化を図らなくてはなりません。

まず、過去の優れた作品を基準として選ぶ。
そして、「なぜそれが優れているのか」を分析する。
その作品よりもどのように「新しく」なるのかを考える。→この差分が「企画」

「差分は、目標となるものがあって初めて生まれる」
ということで、福田さんは企画を考えるときに、膨大な過去の実績を見るそうです。
そこからどういうふうにジャンプするか。「新しく」なれるか。
ということなんですね。

「差分」を生み出すトレーニング。

その「差分」を生み出すのって、才能じゃないの…?
と思う私でしたが、福田さんいわくトレーニング方法があるそうです。

ひとつは、“かっこいい!”“イケてる!”“おもしろい!”と感動した際に、
「なぜそう感じたのか?」と考え、言語化すること。
何となく過ごしてると流れてしまいがちですが、
きちんと言語化することで自分の中に方法論が定着します。
それがいわゆる「引き出し」の数なんだなと納得。

もうひとつは、
毎日を過ごす上で「今日は、きのうより新しい自分でいること」。
昨日の自分を基準として、今日の自分はどのくらい差をつけられるか。
それを毎日するだけで、ものすごいトレーニングになりそうです。

ちなみに福田さんはものすごく食べることが好きで、
土日にはお料理をされるらしいのですが、
現在「うまいおにぎりを作る」という試みにハマっているそうです。

IMG_4736

角煮おにぎりとか、しそあさりおにぎりとか、いろいろ写真を見せていただきました。
おいしそうでお腹が減りました。

今回のイベントでは、福田さんが考案された、
こがし醤油たまねぎおにぎりと、レモンチキンナンプラーおにぎり(だったかな?)を
食べることができて、私は後者をいただいたのですが、
これがめちゃくちゃおいしくてものすごく感動しました。

IMG_4737

私はおにぎりが大好物でして、毎朝おにぎりを食べているのですが、
常に塩むすびに海苔なんですよねえ。
「いや、もうこれが最高の形だから。完成形だから」
と思ってるふしがあるっていうのもあるんですけども、
それって固定型の思考パターンやんってこの日なんか大きなショックを受けました。

昨日よりおいしい今日のおにぎりとは…。
と、ほおばりながら思考の海に漂う野田でした。

強烈な自分がないと、イタコになれない。

あと、個人的にめちゃくちゃおもしろいなと思ったのは、
福田さんのお知り合いのコピーライターさんの、「俺はイタコだ」発言。
そちらを引用して、福田さんも「僕もそうだと思います」とおっしゃっていました。

なぜこんなにも柔軟に、いろいろな企画やコピーが考えられるのか?
それは、企画やコピーを考える際、自分が消えて、何かに乗り移られている状態だから。
その「何か」とは、クライアントであったり、顧客であったり、時代の波であったりするのかもしれません。
自分から離れることで、より遠くに行けるってことなんだろうと思います。

でも、そうやって乗り移られるには、矛盾しているようですが、
「強烈な自分」がいないといけない。
そうでないと、完全に流されてしまうからです。
イタコだって自分がないと、戻ってこれなくなってしまいますもんね。

福田さんいわく、
「守るべき自分は1割、あとの9割はどうでもいい」ということでした。
だからなのか、福田さんは「柔軟なのにものすごく頑固」と言われるのだそうです。

私はライターとしてインタビュー記事を書く際に、よくこの状態になります。
90%自分が取材対象者になりきって書いているのを、
10%の本来の自分が読んでたまに感想をつぶやく、という感じです。

その10%の自分がちゃんとしていないと、
「これっておもしろいの?」ってよくわかんなくなるんですよね。
たまにわかんなくなってしまって、他の人に「これっておもしろい?」って
聞いてしまうんですけども。

福田さんのそのお話を聞いて、
「10%の自分を、常にアップデートしていよう」と思いました。

本当におもしろいトークイベントで、大変勉強になりました。
その他にもたくさん気づきがあったのですが、ここらへんで。
福田さん、ありがとうございました!

後日、福田さんの著書
『なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人の
なんとなくをなんとなくじゃなくする本 なんクリ』を購入。

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なんとなくをなんとなくじゃなくしたら、
結構なんでもできそうな気がしますね。

と元気づけられた野田でした。

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